ＦＫＫ株式会社が、株式会社テラスホールディングス（テラスＨＤ）より東京地方裁判所へ提訴されておりました特許権侵害差止等請求事件及び意匠権侵害差止請求事件に関しまして、今般つぎのとおりの和解が成立致しましたことをご報告致します。
和解では、当社製品FLK/FLKS（現製品）の生産販売を終了しますが、同種製品である下記新製品の販売の継続が認められることとなりました。これにより、当社は、当社製品FLK/FLKS（現製品）がテラスＨＤの特許権も意匠権も侵害していないとの前提に立ったうえで、現製品を生産販売を終了し、下記新製品の販売の継続を認めた和解を達成できたものと考えております。当社としては、裁判所の判決や特許庁の無効審決をもらって非侵害の事実を明らかにしたいとの思いもありましたが、係争がさらに長期化する事によるお客様への影響を懸念し、また新製品への移行も検討していたことから、この度の裁判所のご指導による和解を受け入れ、併せて特許・意匠の無効審判も取り下げました。
和解成立に伴い、当社現製品のＦＬＫ/ＦＬＫＳシリーズの生産販売を9月末終了とさせて頂きます。今後に関しましては、さらなるスペックの向上をはかり、現製品と比べて優れた特徴を有し、さらなるお求めやすい新価格設定にて、新型ＬＥＤフレキシブルテープライト「ＦＬＴ-2シリーズ」の生産販売を開始し、さらなる市場ニーズへ積極的に対応して参ります。
ＦＬＴ-2シリーズ:2017年９月より随時販売開始
- 器具最大寸法8Mまでをラインナップ
- 新LED採用による全光束値UP
- シリコン製チューブ採用
- 新価格設定によるご提案（1000Lサイズで定価￥9.900。）
- 意匠登録済 第1575036号
- 特許出願中
当社は今後ともお客様のニーズに対応するとともに、お客様への知的財産権侵害リスクが回避されたより安全な製品の供給義務があることを理解し継続してより良い製品の開発、製造、納入を進めるため、知的財産権等を保護、重要視するとともに、国内生産・開発拠点のさらなる強化、品質・コスト・デリバリー・メンテナンス対応の向上を目指し、製造メーカーとしての責務を果たしていく所存でございます。